温泉の泉質/効能の説明とおすすめの温泉をご紹介します
アルミニウムを主成分とする温泉。旧泉質名は、明礬泉、緑礬泉など。殺菌消毒作用がある。肌のハリを回復させる効果があり、また慢性皮膚病、水虫、じんましんなどにも効く。明礬泉はとくに眼病に効果があるとされる
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩(四十肩)・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔症・冷え性・病後運動回復期・疲労回復・健康増進・切り傷・やけど・慢性皮膚病・胃腸病・肝臓病・糖尿病に効くといわれている
その他
無色透明で二酸化炭素が溶け込んだ温泉である。旧泉質名は単純炭酸泉。二酸化炭素が呼吸器と循環器を刺激し、毛細血管を拡張して血行をよくする効果がある。入浴による効果は、心臓病や高血圧の改善。飲泉は便秘や食欲不振によいとされている
微量のラジウム、ラドンおよびアスタチンから水銀までの原子核崩壊によって生じる放射性同位体が含まれる(ウラン系列の記事に詳しい)。特にラジウムの含有量の多いものはラジウム泉とも呼ばれる
塩類、特に食塩を多く含む温泉。そのため食塩泉とも呼ばれることがある。温泉水1kg中の溶存成分が1,000mgを超え、そのうち陰イオンの主成分が塩素イオンのもの。主な効用としては、外傷、慢性皮膚病、打ち身、ねんざ、慢性リウマチ、不妊症、痛風、血管硬化症などがあげられる。飲用は慢性消化器病に効くといわれている
炭酸鉄・硫酸鉄を含む温泉。水中の鉄分が空気に触れる事によって酸化するため、茶褐色を呈する。殺菌消毒作用がある。この泉質の温泉は保湿効果が高いので、体がよく温まる。貧血に効く
鉱物分・ガス分の含有量が少ない温泉(温泉1kg中に1g未満)。刺激が少なく肌にやさしい。無色透明で、無味無臭。神経痛、筋肉・関節痛、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進などの一般的適応症に効果がある
地中から湧出する泉水で、多量の固形物質又はガス状物質若しくは特殊の物質を含み水温が25度未満の湧水
成分が体に付着して毛穴をふさぐ為に、入浴後の保温効が高い。きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、冷え性などに効くといわれている
銅及び鉄を含む温泉。水中の金属分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は黄色である。含鉄泉同様、炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがある。血症、高血圧症などに効く
含有成分が少ないため即効性は期待できないが湯ざわりが柔らかく気持ちがよい。また刺激が少ないので脳卒中のリハビリなどに利用され、中風の湯・神経痛の湯ともいわれる
アルカリ性の湯。重曹泉、重炭酸土類泉に分類される。重曹泉の温泉への入浴は、肌をなめらかにする美肌効果がある。疲労回復、病後の体力補強、外傷、皮膚病にも効果がある。飲泉すると慢性胃炎に効くといわれる
多量の硫黄または硫化水素を含む温泉。白濁して卵の腐ったような臭いがある。硫化水素型の場合、換気が悪いと中毒を起こすことがある。概して高温で、ニキビ、オイリー肌、皮膚病、リウマチ、喘息、婦人病などの症状に効果あり。硫黄イオンはインスリンの生成を促す働きがあるので、糖尿病の症状にも有効
無色透明で、かすかに酸味と清涼があり成分中に炭酸ガスを含んでいる。炭酸ガスの無数の泡が皮膚に直接刺激を与えて毛細血管を拡大させる性質が有るため、血液の循環を促進させ血圧を下げる効果がある
湧出直後は無色だが、空気に触れると茶褐色に変わる。石鹸はあまりきかない。疲労回復、筋肉痛、慢性婦人病などに効くといわれている
多量の遊離した硫酸・塩酸などを含み、酸性反応を示す温泉(pH3以下)。刺激が強く、殺菌効果が高い。また、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もある。水虫や湿疹など、慢性皮膚病に効く
痛風、疲労回復、リューマチ性疾患に効くといわれている
硫酸塩が含まれる。苦味のある味。芒硝泉、石膏泉、正苦味泉に分かれる。血行をよくする働きがある。入浴効果は外傷や痛風、肩こり、腰痛、神経痛などに効く。飲泉は便秘やじんましんに効く。硫酸塩は、強張った患部(硬くなった肌)を柔らかくして動きやすくする働きを持っているため痛風や神経痛の症状に効果が高い